2009年 05月 01日
5月15日(金) 大阪である。大阪といっても、枚方市というエリアは、私にとって全く未開の土地だ(^^; とりあえず新大阪に着いたとろで、昼麺をするため地下にある段七というラーメン店に入った。駅に面した場所で、海老塩と自家製麺をウリにしているというと、去年京都で食べたかんじん堂と一緒じゃん、と思って調べてみたら、やはり系列店だった(^^; 京都で感じた「海老の味が薄い」というのは、今日のラーメンも全く同じで、先人が高い評価をしているのが不思議で仕方がない。私の舌がまだまだ未熟なのだろうか。+150円で半ちゃんが付くのと、卓上のキムチが食べ放題なので、何とかコストパフォーマンスは納得できたが、再訪はないだろうな。 千里中央ある営業所に行って、担当者に連れられて枚方の仕事先に向かう。担当者曰く、「今日はまるで違う人のようだった」というくらい、お客さんに喜んでいただいたようなので、ほっと使命を果たして帰途についた。 さて、普段なら週末の金曜日でさっさと帰るところだが、今日は数年来の宿題である和風もつ煮込みのあらたに突撃するのだ。西中島南方で地下鉄を降り、うろうろとお店を探すと、すでに5人待ちの行列が見えた処が、果たして目指すあらたであった。大阪で開店前に行列ができるお店って、かなり珍しいんでないかい?開店時間になると行列は15人になり、1クールのキャパを超えて、最後尾の人達は待つことになったという事実(^^; す・ご・い・で・す・ね・ぇ~。奥さんがお客さんに「初めてですか?」と確認し、初食の人にはお任せを勧めている。私は一人なので、なるべく生ものを食べたいと思い、リストアップしたメニューのメモを渡すと、「生ものばかりだね」と大将に一言言われてしまった。でも、それを否定された訳ではないので、平然とした顔で「お願いします」と言って通してもらった。 まずはトリビーが渡され、すぐに和風煮込みが配られた。ネギが小鉢で提供され、好きなだけ入れられるシステムは、西の文化で最も見習うべきところだと思う。こうされると気持ちが大きくなりますよね(笑)。で、白味噌で煮込まれた牛のシロを口に入れると・・・むっちゃ旨い!!こりゃぁイカンでしょう~。関西の青ネキガ良く合うわ~。すぐに生レバーが出てきて、濃い目の醤油と芥子で食べる。いっ・・・・ゃぁ~、これもイカンでしょう~。レバーが甘い!!てろんとした食感とコクのある味わいは、ビールのお供というよりも、レバ刺しが黄門様でビールは助さん角さんだ。 ビールからハイボールに替えると、おそらく20度の甲類焼酎を9割5分いれたグラスに、ウィルキンソンのジンジャーエールを5分入れた、なにやらデンジャラスな飲み物が出された(^^; おぉっ、でも口当たりはいいじゃん(^^; くぴくぴ飲んでいると、奥さんから「日本酒と同じくらいの度数だから、気をつけてね」とコーションがかかる。これが回ってくるまでには帰りまんがな(^^; 次に出てきたのは、待望のチレの刺身だ。ユッケ風に鶉の黄身がのり、醤油、胡麻油、塩で味が調えられている。かき混ぜてネギを足して食べると・・・イカンでしょう~これは脾臓だけにレバーより濃厚だ。感動のあまり奥さんに「いゃぁ、初めてチレの刺身を食べたけど、旨いですねぇ~」と言うと、「レバーより足が速いから鮮度が命なの」だそうだ。いゃぁこれだけで、シャッターシタ甲斐があったというものだ。ミノの湯引きも新鮮で旨!!隣のねーちゃんが、「えぇっと、ミノは二番目の胃だったわよね、確か」と言いながら食べているのを聞いても、あえて訂正もせずにレモン醤油で堪能する(^^; 続いてコールタンと心・タンの串焼きだ。この辺になると、他のお店でも食べられるメニューになるが、レベルはかなり高く、何度食べてもリピートしてしまうに違いない。そして、私が滅多に食べない心の湯引きに至っては、牛の特性というか、全く癖のない味わいにやられてしまった。4杯目のハイボールをお替りしたところで、もう一度和風煮込みが食べたくて、お替りをお願いした。いやはや、参りました。流石はホルモンの聖地大阪、まだまだこういうお店が隠れているのですね。来てよかった~。 新大阪駅まで歩き、新幹線の時間まで若干余裕があるので、浪花そばでよせあげうどんを食べる。よせあげとは、所謂ひとつのかきあげのことだ。ところで、このお店は浪花うどんではなく浪花そばなんですね。間違いなくうどんの方が出るはずなのに(^^; でも、コストパフォーマンスが高いからいぃーーーーーんです。 5月14日(木) 佐世保の朝は遅い。昨日の爆食が嘘のように、気持ちは駅の路麺を目指してい(殴)。シャワーを浴びて駅に向かうと、なんと8:00なのにうどん屋は準備中だ(--; 昨日の田ぐ家でも話に上がったが、九州は路麺文化がほとんどないのだそうだ。職住接近なので、朝はしっかり家で食べるのが当たり前なのだろう。仕方がないので、コンビニおにぎりの朝飯となった。 で、遅れに遅れた飛行機で東京に帰り、遅い昼飯を食べたのが東京駅の紅虎デリ八重洲地下名店街店だった。紅虎といえば棒餃子だが、その定食がないので、麻婆豆腐定食を注文した。う~む、丸の内店ではテーブルにサービスのおかずが出ているのに、ここは何もないのね(^^; 出てきた麻婆豆腐もこれが紅虎の麻婆豆腐?と思うような全然インパクトのない味付けだった。6月中旬に出来るラーメン激戦区に期待するとすっか(^^; 5月13日(水) 佐世保である。長崎便で隣に座ってきたお婆は、体調が悪い様子に加えて飛行機がかなり苦手らしく、落ち着きなくガサガサと動くわ、両肘をせり出して邪魔臭いわ、胃液臭い息を吐くわ、挙句の果てには着陸時に耳をふさいで目をつぶっている。だったら電車に乗んなさいな(^^; 一昨日勃発したトラブルの対応のため、名古屋に行ったT博士と連絡を取りながら、大村に移動する。大体予想通りの展開になっているのを確認できたので、同行者の中堅Oを連れて天よしに入った。大村で昼を食べるところがあるんですか?などと失礼なことを言っていたOに、スペシャル海老天丼を食べさせるのだ。有無を言わさずOにスペシャル海老天丼を注文させ、私は海老穴子丼を選んだ。出てきたスペシャル海老天丼を見てOは失笑し、海老穴子丼を見て爆笑している。兵庫出身で大学時代を京都で過ごしているOだが、この甘辛い天丼のタレは大丈夫だと言い、案外さっぱりと食べられますねと完食である。私の方はというと、もっとふんわりでかい穴子だと思い、若干拍子抜けではあったが、量的には難なく食べきってしまった。それぞれの丼に、味噌汁、サラダ、梅干天ぷら、お新香が付き、スペシャル海老天丼が1080円、海老穴子丼が1380円。申し分のないコストパフォーマンスだ。 大村駅から佐世保線に小1時間乗って佐世保に着き、仕事先に出向いて首尾よく用件をこなす。ホテルにチェックインしたところで、中堅Oとまだ西日の輝く夜の町に繰り出した(笑)。飲み屋街をうろうろした後、目を付けていた田ぐ家というお店に入った。20代後半の店主ともうひとりのスタッフで切り盛りしている小ぢんまりとしたお店で、何とはなしに居心地良さそうな雰囲気が漂っている。カウンターに座り、とりあえずの生ビールをいただく。メニューにはもつ系の料理が多々示されているので、その中から丸腸炒め、ほっぺ炒め、それに豚足焼きを注文した。喉が渇いていたので生ビールを一気に飲み干し、キリンラガーを注文すると「ちょっと待っててください」と慌てて酒屋に買いに出てしまったという事実(^^; 「ごめんなさい切れてます」じゃなくて、こういう小回りの効くところは若者らしくてよろしい(笑)。そうこうしているうちに、丸腸炒めが出来上がってきた。うひょ~っ、このコロコロの丸腸がいぃぃぃぃぃぃぃぃですねぇ。くにゅっとした食感の後にじゅわっと広がるシロの油。もうタマランチ元会長だ。 ここはお店にある焼酎が全てロックで500円、お湯割り水割りで300円という設定なのも嬉しい。長崎ということで、壱岐ゴールドを水割りでいただくことにする。めじろが藤沢にあった頃、よく店主から飲まされた焼酎なので、壱岐ゴールドにはちょっとした思い入れがあるのだ。ほっぺ炒めは、なんというか、豚肉というよりも、鴨肉のようなしっかりした味わいで、柚子胡椒がよく合う。豚足焼きはお約束のポン酢タレで食べると、コラーーーーーーゲンのくにゅくにゅが旨かぁ~である。続いて、地鶏のタタキと豚タンの焼きを注文する。地鶏のタタキは、外側のみに火が入ったまさにタタキ状態で、柚子胡椒をのせてポン酢でいただくと・・・イカンでしょう~~~~!鹿児島の大安で食べる鶏刺しとは一味違った旨さだ。こりゃ焼酎がすすむわ。豚タン焼きが出てきたところで、黒霧島のお湯割りに切り替え、わしわし食べてぐいぐい飲む(殴)。先客が戸塚出身だという事が分かり、会話が一気に盛り上がり、勢いづいた我々は、豚ミノ天ぷらとつぼ鯛味醂干しを追加する。九州で言うところの豚ミノはガツだ。柔らかく煮込んだガツを天ぷらにして食べるのもオツですなぁ。つぼ鯛は味噌漬けで食べることが多いが、味醂干しもなかなかいけるじゃないですか。いゃぁ、飲んだ、食った。居心地の良さとつまみの美味しさで、ここは佐世保出張の定番コースに決まりだな。 田ぐ家で「ここのうどんを是非食べて」と教えていただいた、めん坊というお店に向かった。さんざん食べたので、注文はごぼ天うどんのみだ(^^; 茹で釜に入れるうどんを見て、もう「当り」を予想する。そして、うどんの上げ方、水での締め方、そして最後の湯通しの仕方を見て、「当り」を確信した。旨い!!!うどんはエッジが効いてはいるものの、讃岐というより博多に近いコシで、これが鰹節と鯖節の柔らかいお汁に合っている。あんなに飲み食いした後なのに一気に完食だ。カウンターの上では、最近飲み過ぎの狸が、「寂しいのよ」と慰められていた(謎爆)。 ホテルに戻る道すがら、佐世保では老舗の部類に入るお栄さんというラーメン屋さんが目に入った。何故店名が赤字なんだ・・・・・・・・・・入ってしまったざんす。そして、しっかりと食べてしまったざんす。もう腹部膨満感の極致ざんす_|‾|○ 5月12日(火) 昨日の夜にヘビーな事態が勃発し始めたという連絡が入ったが、よくよく考えてみればそれほどのことではないと自分で結論付けた(^^; とりあえず、早朝から打ち合わせをしようということになり、いつもの時間に出かけ、昨日と同じパターンで六文そば三越前で朝路麺である。今日も今日とて、げそ天は「まだ揚がっていない」と言われ、基本の天玉そばを注文する。う~むぅ・・・この天ぷらは玉ねぎか?貧弱の極みだぁぁぁぁぁぁぁぁ(涙)。でも、お汁と麺は旨い。いつ来たらげそ天が食べられるのやら・・・。 昼は事態の収拾の後で大山神田店へ。遅めの昼麺でお客さんはそこそこの入りだったが、影島さんのパワーで活気は十分だ。昼に復活したえびとんを食べたが、今日のスープは豚骨と背脂の調整が素晴らく、デラウマだ。これが標準になったら、大山も怖いものなしになるだろう。 5月11日(月) 最近になって、新日本橋から三越前まで歩くと、六文そばで朝路麺できることを知った。ならば、今日のような天気の日に挑戦してみるのが一番だ。ということで、横須賀線で新日本橋まで行ってみた。すると、今まで知らなかったのだが、東京駅で6分も時間調整しやがるんだなこれが(--; ただ、新日本橋と三越前は地下で繋がっているので、雨でも移動が楽だということが分かったのは収穫だ。 六文そばといえばげそ天、げそ天といえば六文そば、初食はげそ天そばでしょう~。あぁそれなのにそれなのに、「まだげそ天が揚がってません」と言われる_|‾|○ ならば茄子天にソーセージ天をのせてしまおう。おぉっ、お汁が濃くて太めの茹で麺にそそられますなぁ。テーブルには粗挽きの唐辛子と一味唐辛子が置かれているので、両方ぶち込んで食べ始める。げほっ、げほっ、げげげげげげほっ、粗挽き唐辛子で咽かえってしまった(><) 周りの人の頭には「あの馬鹿、唐辛子入れ過ぎてやんの」という吹き出しが見え隠れしている(^^; でも、旨い!こりゃ、早いとこげそ天を食べなければ。 昼はTOKYO味噌らーめんAOでTOKYO味噌らーめんを食べる。う~む、ややこしい(^^; だんだん空いてきて食べやすくなったが、作り方が雑になってきたのは明らかだ。これは痛し痒しだな。 5月10日(日) 昼に息子以外の4人を連れて、深沢のコメダ珈琲に出かけた。小娘A以外がシロノワール未食のため、名古屋文化を教育するのだ(^^; まずは小倉トースト。餡子好きの同居人は、アンパンのトースト版だと思えばよいと納得した様子だ。そして、シロノワールである。薄笑いと共に食べじめたが、皆「あると思います」と意見が一致した。ふた口目からは、ちゃんとシロップをかけて食べている処を見ると、本当にアリなのだろう(笑)。最後にスクランブルエッグトーストを食べ、大まかな名古屋食文化を伝承できたようだ。次は味噌煮込みうどんかな(^^; 5月9日(土) 午前中の用事を済ませた後、自転車でまたしても片瀬江ノ島方面へ繰り出す。商店街の中で「ラーメン」の幟を出しているお店があったので、自転車を止めて様子をうかがうと、からや本舗という韓国食材のお店がやっているラーメンだった。遅かれ早かれ入るのだから、と思ってえいやと中に入り、ランチサービスのラーメンと半スタミナ丼のセットを注文した。 セットには必ず付くというキムチが最初に出てきたが、これが旨い!!店主曰く「ラーメンに入れて食べると旨いというお客さんが多いです」とのこと。そして、半スタミナ丼とラーメン(激辛)が出来上がってきた。これ・・・ホントに半スタミナ丼ですか。充分すぎる量があるんですけど(^^; そして、最高の辛さで頼んだラーメンは、先々週食べたユッケジャンラーメンのようなビジュアルだ。スープを飲んでみると、豚骨に煮干出汁がベースになり、韓国系の辛味噌が合わせられた、辛モノ好きにはタマランチ元会長なスープだった。こぉりゃえぇ!!麺が弱いのが気になったが、厚さ1cmはあるロールタイプのチャーシューがデラウマだ。半スタミナ丼の豚は、甘酸っぱいタレに漬けられており、「マヨと合わせて」と大将に言われたが、キムチと合わせて食べれば充分いける。残ったご飯にはラーメンスープをたっぷりかければそれで問題なしだ。観光地での商売で、このセットが850円ではイカンでしょう~。店主も人の良さそうなキャラだったので、また来てしまいそうな気持でお勘定をした。 夕方、改めてウォーキングで中央公園の方へ向かうと、かつて「双子池」と呼んでいた池には、数匹の亀が悠々と泳いでいたという事実。小学生の頃はこ奴らを捕まえて遊んだのに、今やアンタッチャブルな聖域と化し、繁殖し放題な訳だ。これって、逆生態系破壊だと思うのは私だけだろうか(^^; 5月8日(金) 出掛けに土砂降りになり、北鎌倉駅に着いた時にはずぶ濡れになってしまった。しかも、北鎌倉駅はほとんど屋根がなく、電車が来るまで傘をさして待ち、傘の雨水を切らないで乗り込まなくてはならないのだ。そして、ずぶ濡れの恰好で座ろうとするから、先客が嫌な顔をしてこちらを見るのだ。私が子供の頃から全く改善されていないとは・・・ さて、大喜のこーちゃんが明日で辞めるので、昼に今生の別れを告げに向かう。1999年の開店からの付き合いなので、もう10年になる訳だ。これから寂しくなるなぁ。彼の国でも元気で暮らしてほしいものだ。感慨に浸って食べていたので最後の方で気づいたけど・・・武ちゃん・・・また盛ったよね(--; 5月7日(木) 平日にしかできない郵貯と銀行口座の住所変更をしようと年休を取った。余裕の朝だと思っていたのだが、京浜東北線と横須賀線の相次ぐ事故で北鎌倉で孤立している小娘Aを拾い、大学まで車で送ってやった。しか~し、横須賀線の事故の影響が大きく、神奈川南東部の全ての道路が大渋滞となり、大学から帰ってくるのに大変な目にあった(--; まずは近隣の郵貯銀行で住所変更手続きをするが、家族5人分なので小一時間掛かってしまったという事実。そして、銀行の手続きは港南台に行かねばならないので、昼の腹ごしらえは同居人の了解を得て豚そば成に向かった。2人とも豚辛ねぎそばを注文し、餃子を2人で分けて食べることにする。渋々ついてきた同居人であったが、成のラーメンを食べた瞬間に「美味しい」とのたもうた。ほれみぃ~。ここのラーメンがツボにはまるのはお見通しなのだ。一口餃子も旨い。指村さんによれば、餃子は出した途端に一気に注文が増えたとのこと。ほれみぃ~。絶対うける餃子になるのはお見通しなのだ(殴)。成はちょっと遠くなってしまったが、ちょくちょく定点観測に来なくてはいけないお店だ。ごちそうさまでした。 5月6日(水) 市原市の同居人の両親に会いに出かける。義理の父は3日前に高熱を発して入院し、義理の母は脊柱管狭窄症が悪化しているという。もう、うちは介護の極致だ_|‾|○ で、義理の母にシルバーカートを買って行くこととなり、五井のイトーヨーカ堂に10:00に着くよう家を出た。五井のイトーヨーカ堂には、昨年「健康・快適あんしんサポートショップ」が開設され、介護やケアー用品が豊富に揃っているということをネットで確認したのだ。高速が空いていたのですんなり五井に着き、シルバーカートを手に入れて義理の母の処に向かい、義理の父親が入院する病院に行って状況を確認する。幸いにも熱は下がり、一応元気にしているので一安心した。 ひとまずやることをやったので、昨日誕生日を迎えた義理の母を連れ、八幡宿駅のそばにあるさそうという日本料理店に入った。3年前に居酒屋の居抜きで始めたというお店は、界隈の怪しさも相俟って、見てくれはとても日本料理を出すようには見えない。しか~し、注文したサービスランチが出てくると、義理の母も同居人もそのコストパフォーマンスにくりびつてんぎょうの連続となってしまった。最初に出てきた大皿には、鯛と帆立の刺身、もずく酢、ホタルイカ、白身魚と舞茸の天ぷら、茄子田楽等々・・・女性が好みそうな料理がこぼれんばかりに盛り付けられている。どれも仕込みに手間がかかっていそうだ。これだけでも充分やられてしまったので、次はご飯と味噌汁かなと思いきや、もち米を金目出汁の葛餡でとじたお碗と季節野菜の炊き合わせが出てきた。おぉぉぉぉっ、これも美味しいですねぇ。ビールなしで食べているのが不思議になるくらいだ(^^; そしてようやく筍ご飯に赤出汁とお新香が出てきた。筍が細切りでいぃーーーですねぇ。、ご飯にお焦げが付いているのは釜炊きなのだろう。これまた手が込んでるんなぁ。最後にコーヒーと小豆と白玉のデザートで〆られ、うちの女達は恍惚の世界へ飛んで行ってしまった(^^;驚くことに、これで2100円でっせ、お客さ~ん。市原市ならではのコストパフォーマンスですなぁ。また、何かの機会に来なくては。 5月5日(火) 11:30の開店に合わせ、ことり事務所で巨匠と待ち合わせである。早く着いたので店の前で待っていると、7人の団体が来て「まだですか」と支度している奥さんに聞いている。まだだから先客が並んで待っているんだけどなぁ。どういう頭の構造なんだ? 時間になって一番奥の席に座り、本日のお勧めトリッパのトマト煮を注文してスタートした。こ・れ・は・・・・イカンでしょう~!!イタリアーンなトマトスープで煮込まれたトリッパが旨いの旨くないのって旨い(殴)。これは絶対あのパスタのような麺と合うはずだから、何とか定番にならんかなぁ(^^; 店主はアハハと笑っているが・・・。あっという間になくなって、すぐに茹でタンを追加する。これは先日のような下味が付いておらず、シンプルで柚子胡椒とよく合う。これで1杯目のホッピーがなくなってしまった。 お次はシンプルなハチノスだ。パクチーがNGの巨匠のため、別皿で出してくれる気配り。ありがとうございます。最初のトマト煮といい、この茹でただけのシンプルなものといい、ハチノスは結構扱いやすいものなのかもしれない。今までは見た目で敬遠していたので、近いうち自分でも作ってみることにしよう。 そして、煮込みもはずせんでしょう~。背脂抜きと言い忘れたので、濃厚になったお汁を絡めてシロを頬張る。シロの旨みに葱の香味が重なって旨かぁ~。隣の巨匠はこれをご飯にのせたもつ丼を食べている。途中でこちらのお汁とシロを足しているが、最初からツユダクだったらつらいものがあるだろう(^^; 最後に鳥肌という鶏皮のフライを、トッピングではなく別皿にしてもらい、地鶏と昆布のあっさり塩拉麺を注文した。カリカリの鳥肌は、2杯目のホッピーを飲み干すに充分なつまみになり、〆の塩拉麺も相変わらず鶏出汁がぐいぐい出ていてデラウマだ。これで終了と思っていたら、ご主人があの麺にトリッパトマト煮をかけて出してくれたという事実。旨ーーーーーーーーーーーーいっ!!これはタマランチ元会長だぁーーーーーーーーーーーーっ!!これはラーメン店としては犯罪だが、ここはことり事務所。何でもアリなのだ。 次の祭日は7/20の海の日かぁ。こんどはどんな事務所でどんなものを食べさせてくれるのだろう(笑)。 5月4日(月) 竹馬の友の紫雲先生と、自転車で鎌倉探訪である。バイクで行こうと渋る紫雲先生を、GWの渋滞状況を伝えて諭し、自転車で腰越へ向かうことになった。江の島に近づくにつれ、渋滞は顕著になる。そんな中、最初に目指した庄虎は休み_|‾|○ すぐに気持ちをネムラに切り替え、シャッター状態のお店に無理やり入った(^^; ここは、浪人時代に腰越小学校の休日宿直のバイトを手伝い、昼にラーメンの出前を頼んだ懐かしのお店なのだ。当然注文は基本のラーメンだ。出てきたラーメンのスープを飲んでも、34年前の記憶をたどることは難しいが、何となく懐かしさを感じられたのだから、これは収穫と言えるだろう。紫雲先生は胡椒を大量投入して食べているけど、この人の琴線はいったいどこにあるのだろうか(^^; 食べ終えて片瀬江ノ島方向に向かい、続いて以前から注目していたがじゅまる童というお店に入った。ツアコン歴の長い紫雲先生だが、沖縄経験値はほとんどゼロに近い。そこで、ここのタコライスを一緒に食べようという魂胆なのだ。既にラーメンを食べているので、タコライスS400円とタコス(2個)250円を注文した。出てきたタコライスのポーションを見て、「これでS?」とコストパフォーマンスに厳しい紫雲先生も納得だ。何てったってタコミートと千切りレタスの山が高い!(笑)。これを徹底的に混ぜ、5種類のソースから好きなものをかけて食べるのだ。オジサン2人はこの中で最も辛い3倍のソースをかけた。おぉっ、旨いじゃないですかぁ。タコミートは沖縄ほどあじくーた(味が濃い)ではないし、挽肉のきめが細かくて食べやすい。しかも、レタスの千切り具合が、タコミートによく合っている。これで400円はイカンでしょう~。タコスもなかなかいいぞぉ~。女性店主と話をすると、タコミートは内地に合わせ、千切りのレタスはキングタコス(通称キンタコ)にインスパイアーされたとのことだ。営業時間が朝6時からという、まさにサーファー相手の商売で、通常は月曜休みだが、今日は祝日なので開けているのだろう。湘南っぽい沖縄~んな良いお店であった。 #店名のがじゅまる童は、沖縄に伝わる妖精「きじむなー」のことだろう。お店の前のイラストには、がじゅまるの木の上にきじむなーが描かれている。 まぁ、それにしてもすごい観光客の数で、歩道も車道も劇混みだ。自転車で来て正解だったな。鎌倉駅に向かってぐいぐい走り、途中坂の下の三留商店でタイの甘辛ソースとサルサソースをゲットし。高崎屋酒店でGW限定のVEDETTを飲んで一息ついた。旨いなぁ~。こういうすっきりとしたホワイトビールを日本でも作ってほしいものだ。 しばらく界隈を散策し、あとは一気に家まで走りましたとさ。 5月3日(日) 引っ越しが一段落し、一族郎党が集まる。で、大船に魚の買い出しに行くと、どこのお店も10::00にはまだ空いていない(^^; 一ふのシャッターが開いていたので、中で時間をつぶさせてもらうことにした。もうひとりマスターに拉致されたお客さんがいて、その人から昨今の大船事情を聞いて盛り上がる。27年振りに帰ってきたら、知らないことも多くなってるなぁ。馴染むのには1年位かかるかもしれない。 昨日、忌野清志郎さんが亡くなった。私が中学3年の時に、ドフォークに傾倒してしまう要因となったミュージシャンのトップ3に入る人だ。RCサクセションは、当時テレビ神奈川(TVK)が日曜の夜に放送していた「ヤングインパルス」という番組の初代レギュラーで、レコードにはならなかった曲も多く、今でもそれらの曲は私の記憶に残っている。ヤマハのF500にハードゲージを張り、ガシャガシャ弾いていたのを聞き、自分のギターにもハードゲージを張ってネックを反らせたのも懐かしい記憶だ。オリジナルメンバーはベースの林小和生とギターの破廉ケンチ。私が二十歳になり、第一期どん底時代からロックに移行した際、破廉ケンチはエレキギターについて行けずに脱退。大好きなバンド古井戸が解散し、その仲井戸麗市が加わって新生RCサクセションがブレークした。泉谷しげるのことを「ゲロちゃん」と呼ぶ唯一の男だ。合掌。 5月2日(土) GWの昼のみ営業するという「ことり事務所」に、濱の一徹ことiiさんと待ち合わせである。う~む、どこかで見たことのあるお店だ(^^; なんでも、ここの奥さんが若くしてモツにはまり、お店を出したいという思いがこのようなイベントに繋がったらしい。昼のみの営業なのに、ホルモン煮込み、茹でタン、ハチノスをメニューにそろえ、ラーメンは地鶏ベースの醤油と塩のみという構成だ(^^; にもかかわらず、お客さんはひっきりなしに入ってきて、ラーメンを食べて帰って行く。当り前か(^^; iiさんが到着する頃合いを見計らい、ホッピーとホルモン煮込みを注文して昼飲みの始まりだ。いつものようにここのホッピーは旨い。そして、モツのコストパフォーマンスがいい!加えて旨い!!獣の匂いがほんの少し残るシロがいぃーーーーですねぇ。このホルモン煮込み・・・390円ですぜ、おきゃくさぁ~ん。これでiiさんと2人でホッピー1本飲めてしまう(爆)。 ホッピー2本目をお替りして、ハチノスをいただく。因みにこちらも450円だ(^^; パクチーと白髪ネギを薬味に、胡麻油塩で食べるハチノス・・・惚れてまうやろーーーーーっ!!そして茹でタンだ。勿論ホッピーは3本目である。ワサビが添えられているが、柚子胡椒も出していただく。これもいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーー!!いゃぁ、今日のモツメニューには、あえなく撃沈だと思っていたら、〆に頼んだ地鶏と昆布のあっさり塩拉麺の旨いこと!!地鶏の出汁がビンビンに効いていて、どこがあっさりなんだと思ってしまう濃厚なスープ。自家製手打ち麺もフェットチーネのようでデラウマ。連休中、再訪は必須だな。いやぁ、満足満足。 5月1日(金) 大手町のサラリーマンの3割程度が既にGWに入っているので、多分空いているだろうと東京味噌ラーメンA.Oに向かう。で、案の定空席がちらほらあるという事実(^^; ん?!東京味噌ラーメンに辛口なんてのができているじゃん。ということでそのチケットを買って席に着いた。いつもはすぐに一味を投入して食べるのだが、流石に辛味噌だけあって入れる必要のないホットなスープだ。味噌の濃厚さと、辛味のインパクトが合体し、はまる人ははまりそうなラーメンだ。私?はまりそうです(^^;
by g_amaha
| 2009-05-01 00:00
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