Gaily Amahaの未熟な舌過敏な腸

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2006年 12月 27日

2002.3.15(金)

 名古屋から甲府へ移動する。電車が山に入っていくと、茶色くなった杉の木が窓から見え、目が無性に痒くなってくる。パブロフの半魚人である。よだれじゃなくて流すのは涙だから、少しはマシかもしれない。などと言っている間に甲府に着き、以前教えていただいた夢乃屋に向かった。メニューがとりとめもなく多い。というか、見る方が焦点を絞れない。海老鶏油というトッピング(笑)が気になったので、「海老鶏油を入れるなら、醤油と塩とどちらが良いですか?」と聞くと、店主から「どちらも美味しいです」と言われる。それはそれで期待通りの返事だけど(^^; とんこつがメインと思われるスープは、生姜の風味を取っ払った雷文というイメージがしないでもない。でも、もうひとつグッと惹かれるものが見つからないっちゅうところだな。
 次は老舗に行ってみようと、昭和26年創業の武井食堂に向かった。中に入ると、小学校低学年くらいの時に入った海辺の食堂がこんなんだったなぁ、という懐かしい気持ちになった。その時からやっていたであろう、おじいちゃんとおばあちゃんが作るラーメンは、決して旨いとはいえなかったが、がっかりもしないし悔しくもならないのである。11:00~14:00という短い営業時間でも、末永く続けていただきたい。

by g_amaha | 2006-12-27 03:15 | 北陸・甲信越


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