Gaily Amahaの未熟な舌過敏な腸

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2006年 12月 26日

2001.12.7(金)

 熊本出張である。熊本ラーメンを調査すると、各地にチェーン展開していたり、首都圏でおなじみのお店がありますねぇ、桂花、こむらさき、そして世界進出の味千とか(笑)。でも、全体的にはそんなにたくさんのお店が出てくる訳ではないのがちょいと寂しいところで、その証拠と言ってはなんだが、熊本単独のラーメン本はどこの本屋さんにもないようだからして…本当はルーツを探りに玉名に行きたいところではあるが、なんせ時間がない(泣笑)。んな訳で、空港から市内へ地味に移動しながら食べることにする。まずは、空港バスが市内に入って最初に停まる「自衛隊前」で降り、1km程歩いた処にある味の興安へ向かった。お店は、路面電車の終点からちょっと住宅地に入った路地裏にあり、油断すると見過ごしてしまいそうだ。それでまた、お店の中はお店の中でかなり風情があり、こういうお店の好きな私はニヤニヤしながらラーメンを待つ。うむ、ラーメン自体もそれなりに風情のあるスタイルで出てきた(笑)。ライトな豚骨の割に妙に油の焦げ味がしたスープに、乾燥芋のようなチャーシューがのっている。まっ、良い経験になりました(^^;
 次は路面電車で水前寺公園駅まで出て、タクシーに乗って大将軍へ向かう。丁度12時を過ぎたところで、近所の昼を食べに来た工員さんたちで賑わっている。これぞ正しいマー油の使い方でしょうというように、スープにコクとパンチがあり、麺もシャキッとした中細麺で旨い。チャーシューは皮付きのバラ巻きで、味付といいトロッとした煮込み方といいなかなかのものだった。
 この2店が比較的少ない量だったので、あと1軒という気になり、また1kmくらい歩いて路面電車の電停を目指す。そこから通町筋まで移動して山水亭というお店に入る。普通のラーメンを注文しようとした時に、「秘伝の味軟骨ラーメン」なるメニューが目に入り、思わずそれを注文してしまった。外観から中華屋さんという感じのラーメンを想像していたが、とてもコクのあるスープと自社工場で作るシコシコの細ストレート麺が好みにバッチリはまった。旨い!軟骨はもう少しコリコリ感が残る程度の煮込み方が良いが、それは贅沢というものだろう。ここは1軒目で食べたかった(笑)。

by g_amaha | 2006-12-26 12:07 | 九州(熊本)


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